2018年3月3日土曜日

青少年交流会


2月25日(日)、神戸市青少年会館にて『青少年交流会』を神戸ローターアクトクラブのホストのもと開催いたしました。
『青少年交流会』とは2680地区青少年奉仕プログラムの代名詞といえる“クロスプロモーション”をローターアクトが地区行事として企画していいるもので、今回で4回目の開催となります。今回はロータリークラブ、青少年奉仕団体以外にも、米山記念奨学学友会・奨学生の皆様も加わり、100名近い方々にご参加いただきました!
※クロスプロモーションとは、青少年奉仕プログラムに分類されるIAC・RAC・RYLA・青少年交換が、それぞれの団体の壁を超えて交流する取り組みのこと。具体例として、IAC会員がRACに入会、RAC会員・青少年交換学友がRYLAを受講、RYLA受講生がRACに入会するなど、各団体であらゆる成果が現れてきています。
今回の青少年交流会は二部制でおこなわれ、はじめに、第一部では参加団体の紹介が行われました。
動画や写真、パワポ等を使い、各団体の特徴が活かされた発表となり、他団体のことを知るだけではなく、クロスプロモーションの意味合い、自分たちが所属している団体位置づけなどを改めて知る機会となりました。
そして第二部のメインプログラムです。今回の青少年交流会のテーマは『Serendipity』。
Serendipityとは、素敵な偶然と出会ったり、新しい価値観や予想外のものを発見するという意味で、『青少年交流会での出会いを今後の活動につなげてもらいたい』、『更なる一歩を踏み出す機会を提供してほしい』というホストの想いが込められていました。
メインプログラム前のアイスブレイクでは『叶えたいこと』を伝え合うワークを行いました。
このワークは各自叶えたいことを5段階(難易度順)で考え、名札の裏に書かれている数字に当てはまる『叶えたいこと』を相手に伝え合うものです。
この時、書かれた数字は相手にはバレないようにし、叶えたいレベルが似たような人たちでグループを作ります。
グループが出来たところで答え合わせをすると・・・バラバラ!やはり難しい!(笑)
ですが、これこそがまず一つ目のSerendipityです。
『叶えたいことの難易度は個人の年齢や立場、金銭面、体力面でもさまざまであり、意外と自分の中では当たり前と思っていることでも相手にとっては全然違うということがよくある。大事なのは相手と同じ価値観を持つことではなく、相手の価値観も一つの正解と受け入れえほしい!』と熱く語っていた神戸RACのメンバーがとても印象的でした。
次にメインプログラムでは、アイスブレイクで出来たグループでプロフィール帳の共有を行いました。(プロフィール帳とは小学校などでかつて流行ったアレのことで、個人の基本情報を書いた用紙のことです)
まずはプロフィール帳に従って、お互いの名前、職業、夢、性格、趣味、特技、休日の過ごし方などをグループ内で共有し、その後、自分がもっともPRしたいことや会場内のどんな人と繋がりたいかを紙に掲げ、会話を重ねてさらにグループを作りました。
性格がマイペースな人。せっかちな人。真面目な人。
趣味が音楽を聴くのが好きな人、演奏するのが好きな人、筋トレするのが好きな人。
特技が手品、釣り、木登り、カメラでの撮影。
夢が沖縄に住むこと、富士山に登ること
休日は家の中で過ごしたい人、ドライブに出掛ける人などなど、楽しそうな意見がたくさん溢れており、会話は盛り上がります。
そうしてできたメンバーで『今度一緒に○○しよう!』という企画書を作りました。
例を挙げると、
(趣味)音楽を聴く、ギター演奏する、
(休日の過ごし方)カラオケ
などが集まり、
『今度一緒にライブをやろう!』という企画書ができたり、
(趣味)木登り、釣り、ドライブ
(夢)沖縄に住む
(特技)体力がある
などが集まり、
『今度一緒にいきなりサバイバル生活をやろう!』という企画書ができたり、
(趣味)映画
(休日の過ごし方)一日パジャマで過ごしたい
などが集まり、
『今度一緒に(自宅で)映画鑑賞をしよう!』という企画書ができたり、
おもしろそうな企画書が他のグループでもたくさん出来ていました!!
会場の雰囲気はとても温かく、最後まで笑いに絶えない中でメインプログラムを行うことが出来ました。
メインプログラムが終了した後、今度本当に、〇〇しようね!という会話も聞こえており、参加された方々にSerendipityを感じて頂けたのではないかと思います。
今回の青少年交流会をホストした神戸RACは企画するにあたり、
『どうも』ではじまり、また『どうも』で別れる状況をなんとか打破したい!
もう一歩踏み込んだ関係を作りたい!
本当の意味で団体の壁を越えて人と交流してもらいたい!
そのような機会をどうやったら提供でき提供できるか、そのお手伝いをするにはどうしたら良いかということにこだわって企画していました。
本当に仲良くなるには、共通点を探すのが良いのではないか?
自分に似たような人ばかりで集まるのは刺激にならないのではないか?
自分の良いところを生かし、相手の良いところとコラボすることで新たなものがうまれるのではないか?
など、あらゆる意見を出し合い、試行錯誤を重ねて出来上がったのがこのメインプログラムでした。
100点の出来ではなくても100%の力を出そう!という神戸RACのモットーが伝わり、またテーマである『Serendipity』に込めた
・新たな価値観を発見する
・素敵な偶然と出会うことで更なる一歩を踏み出す機会にする
という想いを形に出来た交流会だっと思います。
今回の青少年交流会では配布資料や発表などでたくさんの方々にご協力頂きました。本当にありがとうございます。
また2週間後にあるロータリーファミリーの集いでお会いした際には、さらに仲良くなれることを会員一同楽しみにしています!