2017年3月11日土曜日

2017年3月4日(土)『青少年のつどい』が開催されました。
『青少年のつどい』はロータリーの地区大会の一部の企画として行なわれており、青少年奉仕プログラムに分類される団体が一堂に会する機会です。今年度は私たちローターアクトが企画・運営の担当として、ロータリーファミリー(IAC・RAC・RYLA・青少年交換学友・米山奨学学友・ロータリー財団、そしてロータリークラブの皆さま)総勢220名をお迎えしました。
当地区の青少年奉仕プログラムと言えば『クロスプロモーション』。各団体が団体の壁を越えて交流の機会を持つ取り組みが盛んに行われており、顔なじみのメンバーとの再会を喜んだり、お互いに知り合いを紹介し合ったり、初めての人同士でも積極的に会話をするなど、例年以上に会場内の雰囲気が盛り上がっていました。
今回の青少年のつどいでは、3つのプログラムを企画しました。
まず初めに、2015-2016年度 青少年交換プログラムで台湾へ派遣していた4名の高校生たちに台湾語での報告を行って頂きました。今回あえて台湾語の発表を依頼したのにはRI会長代理 William Tseng様が台湾のご出身であり、この青少年のつどいにも参加して頂けると聞いていたことから依頼しました。テスト期間中の忙しい時期にもかかわらず、派遣生たちの台湾語によるスピーチはたいへん素晴らしいもので、たくさんの準備と練習を重ねてきた様子が伝わりました。William Tseng様もスピーチに感銘を受けており、会場の中には立派な報告をした派遣生たちの姿に涙する方もいらっしゃったほどです。帰国してから半年ほど月日が経っていましたが、語学力だけではなく立派に堂々と素晴らしいスピーチした高校生たちに、私たちも刺激を受けました。
次にメインプログラムです。
このメインプログラムでは私たちローターアクトが中心となり、『奉仕・幸せ』について考えてもらうためのグループワークを企画しました。グループワークではファシリテーターのプロであるRYLAの皆さまにもご協力いただき、RACでも歴の浅い会員や初めてファシリテーターをするメンバーを中心として、それぞれの奉仕に対する想いを語り合いました。書記や発表にはインターアクトや青少年交換学友のメンバーをはじめとする若いメンバーにも参加していただき、全員で一つの想いを共有し、作り上げることが出来たと感じています。
このメインプログラムは1か月前の2月5日、ローターアクトが主催する地区行事『青少年交流会』を柏原RACと豊岡RACが合同でホストし、その時のテーマである『つながる・つなげる・つながり』をさらに深めるためのものとして企画しました。今回このプログラムを企画した背景には、今後、各青少年奉仕団体として活動する際はもちろん、青少年奉仕プログラムの団体が一丸となって取り組む上で大切にしてもらいたい『誰かのために、相手のために、みんなのために』という想いを持ってほしい、持ち続けてほしい、という企画者の熱い信念を持った想いが込められていました。世代や性別、立場に関係なく、それぞれが感じる想いを伝え、受け入れ、そしてその想いを分かち合える空気がとても心地良く、私たちの想いが少しでも伝わったならとても嬉しいです。メインプログラムに参加していただいたRYLAの皆さま、ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
メインプログラム終了後には食事を頂きながら各団体の紹介とPRタイムが行われました。(ローターアクトの団体紹介で流した動画はアップします)
PRタイムではRAC歴1年を迎えたばかりのPR隊長を中心に、地区行事の告知と年次大会のテーマを発表しました。RAC全員で舞台に上がり、年次大会のテーマである『サンキュー!!』と声を合わせたことは私たち自身も気分が高まった瞬間でした。その他団体の皆さまの紹介やPRでも特徴や特色が出ていて、皆がこの青少年のつどいを盛り上げようとする気持ちであふれているように感じました。
振り返ってみるとあっという間の一日でしたが、この青少年のつどいのホストは私たち2680RACにとって、とても貴重で大切な一日となりました。リーダーとしてほかのメンバーの様子を気にかけ、活躍できるように考えてくれた方、初めてのことでも二つ返事でチャレンジした方、みんなの知らないところで動画を作ったり席を考えたりしてくれた方、当日のトラブルやむちゃぶりにも高い柔軟力で対応してくれた方、精神的なフォローをしてくれた方、自分の役割をきちんとこなそうと一生懸命動いてくれた方、自分以外のメンバーのフォローをしてくれた方、何かできることはありますか?と積極的に腰軽く動いてくれた方、集合時間の何時間も前からスタンバイしてくれた方など、挙げだしたらキリがありませんが、この青少年のつどいを通して2680RACの結束はより濃いものになり、みんながみんなのことを思える素晴らしい組織になれたと思います。何より、ホストである私たちが一番『楽しい』と感じ、ずっと笑顔が絶えなかったことが一番の財産です。2016-2017年度も残り3か月、『みんなのために』という想いでさらにRACの絆を深めて前進し続けていきたいと思います。今後とも2680RACをよろしくお願いいたします!!